香港空港チェイスサファイアラウンジは子連れでも利用しやすい?体験レポと家族向け設備を解説 

子連れでの海外旅行って、空港での待ち時間、特に長時間のフライト前はどう過ごすか悩みますよね。
香港の空港はとても広くて移動も大変なので、特にそう感じていました。
ラウンジの場所もややわかりづらいこともあるので、空港到着後の移動時間にも注意が必要だと実感しました。 

実は、我が家にとって空港ラウンジの利用は、国際線としては今回が2回目。
そして、海外の空港ラウンジは初めての経験だったんです! 

先日、香港国際空港(HKG)にあるChase Sapphire Lounge by The Club(チェイスサファイアラウンジ) を子連れで利用する機会がありました。 

専用のキッズスペースこそありませんでしたが、旅の疲れを癒しながら、家族でゆっくりと食事ができる場所があるという点が、私たちにとっては非常に助かりました。
騒がしいターミナル内で、少しでも落ち着ける空間があるのは、子連れ旅行の強い味方になると思います! 

今回は、実際に子連れで利用した私の視点から、チェイスサファイアラウンジが子連れに本当に利用しやすいのか、その家族向け設備過ごし方をご紹介します。 

チェイスサファイアラウンジってどんなところ?

まずは、香港国際空港のチェイスサファイアラウンジの基本情報をご紹介します。 

このラウンジは2022年にオープンしたばかりで、モダンで落ち着いた雰囲気が特徴です。

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出発前の喧騒を忘れさせてくれる、まさに隠れ家のような特別感のある空間!!

出発前の喧騒を忘れさせてくれる、まさに隠れ家のような空間。 

  • 場所: 香港国際空港 第1ターミナル 制限エリア内、ウェストホール7階(ゲート40番付近) 
  • 営業時間: 毎日6:00~24:00 

どうやって利用できるの?子どもの利用条件は? 

このラウンジを利用するには、いくつかの方法があります。 

  • Chase Sapphireカードの対象会員: Chase Sapphire Reserveなどの提携クレジットカードをお持ちの場合、無料で利用できます。 
  • Priority Pass(プライオリティ・パス)会員: プライオリティ・パスをお持ちの方も利用可能です。 
  • その他、特定の航空会社からのインビテーションなど。 

特に子連れで気になるのが、お子さんの利用条件ですよね。

  • 2歳未満のお子さん: 同伴する大人1名につき、無料で入場できる場合がほとんどです。 
  • 2歳以上のお子さん: 大人の同伴ゲストとして、料金が発生したり、同伴人数に制限があったりする場合があります。ご自身のカードの規約を事前に確認しておくのがおすすめです。 

我が家の場合、日本のラウンジでは幼児の料金がかからなかったこともあったのですが、今回のチェイスサファイアラウンジでは5歳の幼児でもしっかり料金がかかりました
ですので、利用を検討する際は、必ず事前にご自身のカードやパスの規約を確認が必須です。 

ラウンジの設備とサービス

さあ、いよいよ本題です!
子連れファミリーにとって、ラウンジがどれだけ「使える」のか、詳しく見ていきましょう。 

広々空間と座席の種類で安心感♪でも移動には注意! 

ラウンジ内は想像以上に広々としていて、様々なタイプの座席が用意されていました。
私たちが行った時はそれほど混雑しておらず、他にも子連れの海外ファミリーがちらほら見られました。

パパ

ラウンジにいた海外のボーイズたちは元気いっぱいのやんちゃ君たちでしたが、お互い様という感じで安心感がありました。 

ゆったりとくつろげるソファ席や、食事を摂りやすいテーブル席が見られる中、私たちが利用したのは、周囲を気にせず過ごせる半個室のようなブース席でした。
少しオロオロしていたら、親切な外国の方が「あっちにいい席あるよ」と教えてくれて、無事に確保できました!

このブース席は特に子連れにオススメです。
席の区画がファミリー向けのエリアっぽい感じのところとビジネスっぽい感じのエリアに分かれているので、自然と利用者のニーズに沿って分かれるようになっているのかもしれません。 

モダンなデザインの落ち着いた空間で、大人も子どももリラックスして過ごせました。 

ただ、一つ注意したいのは、ラウンジは通路が細く、縦に長い造りになっている点です。
ビュッフェエリアから席まで料理を持って移動するのが、少し手間に感じました。
特に、小さい子どもを席に待たせて料理を取りに行くのはやや抵抗があるので、大人が複数いる場合は分担したりして、子どもが座って待てるように工夫する必要がありそうです。 

ファミリー向け設備は?

残念ながら、ファミリールームや授乳室、シャワールームといった設備はありませんでした
キッズプレイルームのような専用スペースも見当たりません。 

ですが、清潔なトイレは利用できますし、フライト前の最後の休憩場所として、落ち着ける空間があるのは大きなメリットでした。 

食事とドリンクも子連れフレンドリー! 

ラウンジの醍醐味といえば、やっぱり美味しい食事とドリンク!
子連れでも楽しめるのか気になるところですよね?

  • 充実のビュッフェ: 温かい料理、サンドイッチやサラダ、カレーなど、ビュッフェスタイルで豊富に提供されていました。うちの子どもも大好きなフルーツや、食べやすいサンドイッチがあったので助かりました。種類も豊富で、大人も満足できるラインナップでした。 
  • QRコードオーダーのアラカルトメニュー: QRコードを読み込んでスマホから注文できるアラカルトメニューもありました。オーダーしてから作ってくれるので、温かい本格的な料理をゆっくりと楽しめます。ビュッフェとは違う特別感があってよかったですね。香港スタイルの甘辛い麺やトムヤンクンを頼んでみたのですが、本格的な味で大人も大満足!子どももバターチキンカレーやパンプキンスープを美味しそうに食べていました。
  • 豊富なドリンクセレクション: ソフトドリンク、コーヒー、紅茶はもちろん、アルコールも豊富に揃っていました。大人はフライト前のビールやワインで一息、子どもはジュースでご機嫌に過ごすことができます。 

バーカウンターもあり、お酒が豊富にありました♪

子連れで快適に過ごすための個人的アドバイス

実際に利用してみて感じた、子連れでチェイスサファイアラウンジを快適に過ごすためのコツをまとめました。 

  • 利用時間帯を考慮する
    一般的に、空港ラウンジはフライトが集中する時間帯や、連休などの混雑時期に混み合うことが多いようです。私たちが利用した際はそれほど混雑しておらず、他にも子連れの海外ファミリーがちらほら見られました。海外ボーイズたちはやんちゃでしたが、お互い様という雰囲気で、比較的リラックスして過ごせました。もし、混雑する時間帯に利用する場合は、早めにラウンジへ向かい席を確保する方が良いかもしれません。 
  • 子ども用の退屈しのぎアイテムは必須
    ラウンジ内にキッズスペースはないので、子どもが飽きないためのおもちゃや絵本、タブレットは持参することをおすすめします。他の方への配慮として、音が出ないものを選ぶとベストです。 
  • ラウンジの利用規約を事前に確認
    特に子どもの入場条件(年齢制限や料金など)は、利用するカードやパスによって異なります。前述の通り、私たちも日本のラウンジとは異なり5歳の幼児の料金がかかったので、出発前に、ご自身のカードの特典や規約を必ず確認しておきましょう。 

まとめ

今回の香港国際空港チェイスサファイアラウンジの子連れ利用体験、いかがでしたでしょうか? 

結論として、香港空港のチェイスサファイアラウンジは、専用のキッズスペースや授乳室・シャワールームはないものの、子連れでも気兼ねなく利用でき、家族みんなでゆっくり過ごせる場所だと感じました。 

広々とした空間で、騒がしい空港ターミナルから離れてゆっくりと休憩できるという点が、旅の疲れがたまりがちな子連れファミリーにとっては非常に大きなメリットでした。
ビュッフェやアラカルトで美味しい食事を摂りながら、搭乗前のひとときを落ち着いて過ごせるのは、本当に助かります。
特に、半個室のようなブース席は、周囲を気にせず過ごせるので子連れには良い選択肢だと感じました。 

香港国際空港から出発する子連れ旅行を計画されているなら、選択肢の一つとしてチェイスサファイアラウンジの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
旅のひとときを、より快適に過ごすことができるはずです。